このページも更新しなくなってかなりの時間が経つことに驚いた。1年。その間何もものおもわなかったのかというと嘘だけど、別に取り立てて書くほどのことは無かった。大体そんな感じだ。対処の仕方が分かってくる。悩んでも仕方がないことを悩んでも仕方が…

自分で捨て台詞のように言った言葉に自分で傷ついた話

仕事があらかた終わってさて家に帰ろうかと思っていたとき、同僚が話しかけてきた。勤務時間中に私が持ちかけた雑談の続きをしに来てくれたのだった。あまりの律儀さに恐れ入った。 その同僚も全く別のところから流れ流れて今私がいる職場にいる。私も任期付…

決して今このような文章を書いていてはいけなくてすぐ寝るべきなのだが、こういう時こそ書きたくなるから仕方がない。職場は大山場を迎えていて、これから数日は長い夜が続くだろう。タクシーが家に着くのと日が昇るののどちらが早いかを競った日が懐かしい…

なんとなく何かを失ったような、名状しがたい悲しみのようなものに今夜は囚われていて、それをお送りする。言い尽くされているけれど、社会は混乱している、いや、社会というものが何を指すのかももう分からなくなっている(これはそれ以上に言い尽くされて…

ツイッターに書く内容でもないのでここに書く。どうしようもなく疲れた時にはある時点の出来事がフラッシュバックすることがある。私の場合は、自分が南米の赤道地帯と思われる場所、で燦々と降り注ぐ厳しい陽光の中、麦わら帽子をかぶって鍬でその土地を耕…

ケツ

私は高校受験を経験していて、周りにいる首都圏名門校出身の人たちとは少し違う経験を結果としてしたことになっている(だからどうということはない)。だから私は東京の地域の名前と都立高校の名前が結びついているし、有名大学の付属高校が土地の名前を関…

Go To 肛門

タイトル以上のものはここには無い。私はどれだけ見繕ってもこういうもので笑うし、こういうものが好きだ。いくつになっても時事ネタを下ネタで卵とじみたいにするのは最高だと思っている。これを肴に一杯やりたいくらいだ。 たまごで一杯やるというと思い出…

広告が現れた

久々にこのページを開いたら自分のページに広告が現れていた。まるで見せしめじゃないか。こちらにだって更新できない事情とかいろいろあるんだよと思いながら、もうここに来て書くべきこともそんなにないんじゃないかとも同時に思ってしまう。頭をよぎるの…

どうか安らかに

ワニが死んだ。こう書けばアクセス数が伸びるのかもしれない。今日も仕事に狩り出され、長時間労働が続いている。長時間労働が続くと多くの身体機能が失われ、自分のできることと思っていた領域がだんだんと狭くなっていく。それを進めた先にあるのが即身仏…

How to stay in harmony

机にゆっくり座り、何かを考えながら書くという行動習慣が失われてから久しい。この習慣が失われてしまったのには理由があった。一つは職場が変わり、前よりも業務中に文章を書くようになったので何かを書きたいという要求が薄れたこと、一つは住む場所も変…

ゴルフコンペで最下位だったのが地味に響いてる

ゴルフは好きでも嫌いでもなく、誘われたらコンペに参加するけれど自分からは進んで練習しないし、そのスタンスを崩して上達しようとも思っていない。しかし先日のようにゴルフをしたら全員が自分の半分くらいのスコアで、高いレベルで競い合っているのを見…

集合住宅の1階のロビー

小学生の頃職員の集合住宅に住んでいて、エントランスになっている1階のスペースで集まっては遊んでいた。集合住宅だからできる遊びにも限界があっていつしかそれはカードゲームになって、エントランスの人が出入りするところでカードを広げてゲームしたり…

風が意味を持ちはじめた

タイトルのとおり風が意味を持ちはじめた。たぶんもうこの生活も長くない。年内か年明けにはこれまでの人生で二番目に長く暮らした場所を去ることになるだろう。どこに行くかは検討はついているけれど、決定はされない宙ぶらりんの状態が続いている。私の気…

今日はめっちゃ社会が動いていた

今日は自分でも信じられないくらい社会が動いていた。すごい速さで動いていて、思わず熱が胸に騒いでしまった。家に帰って豚足をゆでてみたが一ミリもおいしくない。豚足にゴマダレをつけて白酒で、と思っていたがそんな気分にもならなかった。明日は寿司屋…

豊饒の頃には

快速列車が停車する駅からタクシーで20分ほど山を登ると、急に視界が開ける瞬間がある。遠景に団地群が見えて、バカでかいクリニックやよくわからない熱帯魚屋さんが車道沿いに現れる。やけに白みがかった戸建ても敷地を持て余した施設のすぐ近くにポツリ…

君の担当プロジェクトは燃えているかい?

野暮だ。何とでも言ってもらってよい。ただでさえ頭は朦朧としているのに、酒を流し込んで今この入力画面に向かっている。一人で外で飲むのは金曜日だけにしている。いつも行くファミレスでは顔をすっかり覚えられ、「以上でご注文はお揃いでしょうか」とい…

残業50時間詩 1

その昔学校の先輩が世の中には社会をメンテナンスする仕事と社会を前に進める仕事の2つしかなくて、君はどちらに行くのかわかっているのかと言われたことがある。それは苦戦して内定をやっともぎ取り就職先を決めた私を祝う場でのことだった。こうしたこと…

会社のえらい人と飲みました

退職エントリーを書く人もいれば、退職しなかったエントリーを書く人もいる。私はそのどちらでもない。退職しようとしたこともあるけれど、退職しない理由を大きな声で話すこともできない。中途半端な覚悟しかないから、自分の居場所に責任を持てず無責任な…

友人の楽器を一緒に選んだ

先日、友人が今住んでいる街の近所に越してきたというので久々に飲んだ。飲んだと言ってもガバガバとビールを流し込んでいるのは私の方で、むしろ相手は私に付き合って飲んでくれているんじゃないかと思うほど節度を守って飲酒していた。学生時代から非常に…

どうしようもない疲れ

久々に更新する。この時間にこうして家にいて、自分の時間が持てるということに感謝したい。 かつてどのようなことを思って記事を更新していたのだろう。記事を書くとき、確かに誰かを想定していた。それは自分と同じような境遇の人だったり、育ちや価値観が…

現場にいたときに連れていってもらったとんかつ屋に久々に顔を出した話

1か月半ぶりに髪を切った。だいぶ伸びて整わなくなっていたので一刻も早く切りたかったので、非常に満足している。この髪型は想像よりも高くついている。この短さが実は厄介で、この長さ、この刈り込み具合をきちんと保とうとすると少なくとも1か月には1…

書く

文章を書くということが久々だ。個人的につけていた日記はあるがそれすらもあまり書かなくなっている。連日の労働先での飲みを終えて、何も振り返っていなかったということをふと思い出す。 あることがあって何かが決定的に変わるなんてことはない。変わる客…

みのまわり

この連休は多くのことが立て込んでしまい、未だに整理のつかないことになっている。 当たり前にあると思っていた自分の席が無くなってしまったこと、あるいは自分の席は今でも当たり前にあるのに捉え方が変わってしまったということのどちらかなのだろう。何…

それからの話

厳しかった風邪から回復した。そのときわかったのは自分はどれだけ空腹や酔いというものを無視して飯を流し込み,酒を飲んでいたかということだった。部屋にはすさまじいまでの食事の香りが溢れていた。空腹になってまず鼻に付いたのはそのやり場のない香り…

身体の重み

大騒ぎしているが胃腸炎で3日ほど地獄を見ている。ただの胃腸風邪,食あたりといわれればそのとおりだが,正直ここまでつらいとは思わなかった。 バンドの練習の最中に突然体が重くなり,演奏の最中にも関わらずトイレに駆け込まなければならない状態に陥っ…

感想:リズと青い鳥

「リズと青い鳥」を観終わって駅ビルの空中庭園に出ると,晴れ渡った空の色が瞬きのうちに変わっていくような夕方の時間だった。彗星の尾のような飛行機雲が2本の高層ビルの間の空にカッターで切り付けるように描かれ,この劇的な光景を眺める買い物帰りの…

何度目かの

数えうる限り30回程度転職を検討して,そのうち本当に転職を決意したのは今回を含めて3回,しかしまたしても失敗を迎えようとしている。入社の時から一度も変わることなくここまで来てしまった。 経歴は価値を量る指標でしかなく,価値そのものは実際の働…

書くこともなければ

何かを成し遂げようとしなければ一日はあまりに長い一方で,その何かが見え始めたときには一日は終わらんとしている。やる気があってもやりたいことがないこともあれば,やりたいことがあってもやる気がないこともある。この両者は大縄跳びのようにぐるぐる…

時折思い出す

時折思い出すのは学生時代の冬に,本州の最北端を目指そうという無謀な思い付きから始まった旅行で出会った女性のことだ。冷え切った空気の中では対岸の北海道は手を伸ばせば届きそうなほどに近く見えて,むしろそれ以上を与えない厳しさがあったのを覚えて…

サンテミリオン

年が明けていた。年末も年始も休息にかこつけてひたすら食べて飲んで遊んでとしていて,その疲れが今になって身体の節々を締め付けているように思う。前かがみになると腹がつかえるようになった。腰掛けるときにも足の筋肉を意識するようになっていて,時間…