残業50時間詩 1

その昔学校の先輩が世の中には社会をメンテナンスする仕事と社会を前に進める仕事の2つしかなくて、君はどちらに行くのかわかっているのかと言われたことがある。それは苦戦して内定をやっともぎ取り就職先を決めた私を祝う場でのことだった。こうしたこと…

会社のえらい人と飲みました

退職エントリーを書く人もいれば、退職しなかったエントリーを書く人もいる。私はそのどちらでもない。退職しようとしたこともあるけれど、退職しない理由を大きな声で話すこともできない。中途半端な覚悟しかないから、自分の居場所に責任を持てず無責任な…

友人の楽器を一緒に選んだ

先日、友人が今住んでいる街の近所に越してきたというので久々に飲んだ。飲んだと言ってもガバガバとビールを流し込んでいるのは私の方で、むしろ相手は私に付き合って飲んでくれているんじゃないかと思うほど節度を守って飲酒していた。学生時代から非常に…

どうしようもない疲れ

久々に更新する。この時間にこうして家にいて、自分の時間が持てるということに感謝したい。 かつてどのようなことを思って記事を更新していたのだろう。記事を書くとき、確かに誰かを想定していた。それは自分と同じような境遇の人だったり、育ちや価値観が…

現場にいたときに連れていってもらったとんかつ屋に久々に顔を出した話

1か月半ぶりに髪を切った。だいぶ伸びて整わなくなっていたので一刻も早く切りたかったので、非常に満足している。この髪型は想像よりも高くついている。この短さが実は厄介で、この長さ、この刈り込み具合をきちんと保とうとすると少なくとも1か月には1…

書く

文章を書くということが久々だ。個人的につけていた日記はあるがそれすらもあまり書かなくなっている。連日の労働先での飲みを終えて、何も振り返っていなかったということをふと思い出す。 あることがあって何かが決定的に変わるなんてことはない。変わる客…

みのまわり

この連休は多くのことが立て込んでしまい、未だに整理のつかないことになっている。 当たり前にあると思っていた自分の席が無くなってしまったこと、あるいは自分の席は今でも当たり前にあるのに捉え方が変わってしまったということのどちらかなのだろう。何…

それからの話

厳しかった風邪から回復した。そのときわかったのは自分はどれだけ空腹や酔いというものを無視して飯を流し込み,酒を飲んでいたかということだった。部屋にはすさまじいまでの食事の香りが溢れていた。空腹になってまず鼻に付いたのはそのやり場のない香り…

身体の重み

大騒ぎしているが胃腸炎で3日ほど地獄を見ている。ただの胃腸風邪,食あたりといわれればそのとおりだが,正直ここまでつらいとは思わなかった。 バンドの練習の最中に突然体が重くなり,演奏の最中にも関わらずトイレに駆け込まなければならない状態に陥っ…

感想:リズと青い鳥

「リズと青い鳥」を観終わって駅ビルの空中庭園に出ると,晴れ渡った空の色が瞬きのうちに変わっていくような夕方の時間だった。彗星の尾のような飛行機雲が2本の高層ビルの間の空にカッターで切り付けるように描かれ,この劇的な光景を眺める買い物帰りの…

何度目かの

数えうる限り30回程度転職を検討して,そのうち本当に転職を決意したのは今回を含めて3回,しかしまたしても失敗を迎えようとしている。入社の時から一度も変わることなくここまで来てしまった。 経歴は価値を量る指標でしかなく,価値そのものは実際の働…

書くこともなければ

何かを成し遂げようとしなければ一日はあまりに長い一方で,その何かが見え始めたときには一日は終わらんとしている。やる気があってもやりたいことがないこともあれば,やりたいことがあってもやる気がないこともある。この両者は大縄跳びのようにぐるぐる…

時折思い出す

時折思い出すのは学生時代の冬に,本州の最北端を目指そうという無謀な思い付きから始まった旅行で出会った女性のことだ。冷え切った空気の中では対岸の北海道は手を伸ばせば届きそうなほどに近く見えて,むしろそれ以上を与えない厳しさがあったのを覚えて…

サンテミリオン

年が明けていた。年末も年始も休息にかこつけてひたすら食べて飲んで遊んでとしていて,その疲れが今になって身体の節々を締め付けているように思う。前かがみになると腹がつかえるようになった。腰掛けるときにも足の筋肉を意識するようになっていて,時間…

惰性

今までは全くの白紙に向かったときに言葉や考えが溢れるように流れていたのに,今何かを書こうとしてみても,その余白ばかりが気になってしまって言葉が進みにくい。どうしてだろうか。 今年も残すところ少なく,せわしなさが目立つようになった。社会人にな…

手塩

明らかに風邪をひいている。身体が熱を持ち,握力が失われているためペンを持つ手はぎこちなく,筆圧を感じることができない。そして時折そのまま席にいて倒れたくなるようなだるさに襲われる。ここまで体調を崩したのは,思えばしばらくぶりだ。しばらく風…

囲いの中へ

日中はもっぱらポエムを書いているから,休んでいる間にやっていることとそんな変わらない。どうすれば働き方を変えることができるのか,どうすれば生産性を向上することができるのか。このことを議論するとき,多くの場合が個人の経験や,さらには仕事をす…

月曜日が祝日であるということのありがたさを味わっている。先週の平日は会社で働くことがどんなことか改めて思い出させてくれた。各地で話す同僚たちの声が何層にも重なって聞こえたり,自分の座っている様子を自分が客観的に見ていたりするような状態を感…

おめでとうございます

全ての面談を終えて職場に戻るスケジュールが決定した。休みもこれで終わる。心残りはあるけれど,やり残したことはきっと永遠に未決の箱に入っていたほうが幸せなものだろう。手の届かない夢であればいつまでも夢のままだ。できることと夢と食べていくこと…

The Goodbye Lookを巡って

今更ながらDonald Fagenの名盤The Nightflyをゆっくり聴く機会を持てて,ここ数週間このアルバムばかり聴いている。解説やうんちくはいくらでもあるだろうけれど,何より聴くほどに新しい発見がある。飽きないのだ。 ここ最近熱心になっていることがあって,…

雷鳴で目覚める

朝方ものすごい雷鳴で目が覚めた。目覚ましがなる前に起きれたのは久々だ。朝早くに起きて規則正しい生活を送るという,あれほど困難だったことは少しずつできるようになってきた。生活が送れているというこれほど嬉しいことはない。朝起きて部屋を片づけ坐…

朝の散歩

午前中が本当に厳しかった。いつもは6時前に起床していたのに,休んでからというもの9時頃に起きられれば良いほうになっていた。しかしこの1週間は毎日7時頃に起きられるようになってきた。治るのは近いかもしれない。 甘えといわれるかもしれない。そう…

感想:打ち上げ花火,下から見るか?横から見るか? について

映画「打ち上げ花火,下から見るか?横から見るか?」を観てきた。なぜか酷評されまくっているが,非常に好きな映画だった。感想文を書くのは苦手だし本ブログの領域外とも思うのだが,恥ずかしながら記録に残してみる。夏休みの読書感想文も思えばこのくら…

避難訓練

長めの夏休みだというのに夏らしさを微塵たりとも感じないのは,能動的に夏を探してないからだろう。しかし夏らしさを探しに行こうとしたところで,いわゆる「夏らしさ」にはどこか満足できず,何気ない場面,例えばいつも使う駅の一場面,を自分の拵えた「…

同僚

休んでいる生活が日常になってきた。休む前,そして休んだ当初がどれだけおかしい状態だったかということがよくわかるようになった。 ひとつ大きな勘違いをしていた。うつはそもそもの心が弱い人が現状を受け入れられず拒否してなるような病気で,肉体的にも…

バカンス

先日このブログを開設してから1年が経ったと通知が来て,当初あれだけ高らかに宣言したものを何一つ実現していなくて思わずほくそ笑んでしまった。そんなことより,ある一定の周期性にも気づいてしまった。どうやら6月に入ると精神衛生を明らかに悪化させ…

現場時間 2

ここにしばらく記事を書こうと思っても書けていなかったのは振り返れば適度に日常に追われていたからだとわかる。毎朝与えられた仕事をこなし,新しいことを知り,そして何かに貢献している感じを味わえて,仕事しているという満足感をもてていたからだろう…

現場時間 1

工事現場という特殊な環境から抜け出して、すでに1カ月近くが経とうとしている。その間旅に出てみたり、新しい職場の雰囲気や業務になれるように努力していた。 昨日、好天に襲われたので吉野に向かってみた。高校の修学旅行で行った以来の思い出の場所だが…

事務的なもの

今日は同期水入らずで久々に飲み、いろいろと話したのだが、どうも皆似たような状況に置かれてるみたいだ。自分がいる現場はもう1か月もないうちに施主への引き渡しなのだが、その書類関係だとか、それにまつわる業務だとかに、情けないながら追われている…

足場をばらす

今いる職場に配属になったときはまだ建物もなく、地面を掘り返していたのに、ついに建物の周りの足場がすべて解体された。 ここ最近の週末は(嬉しいことに)何かと予定を入れていたり、東京に戻ったりしていた。さすがに何もしない日がほしくなったので有休…